今からはじめるプログラミング54(料理と手順)

実際のプログラムは書かないですが。(準備が面倒なので。)

ひどいひどいプログラミングのノウハウですが、

料理をする手順をじゅんぐりに箇条書きしまうす。

1。玉ねぎを炒めて鍋へ。

2。人参をいためて鍋へ。

3。お肉をいためて鍋へ。

4。鍋を一定時間煮込んだら、火を止める。

5。ルーを入れて溶けるまで混ぜる。

6。馴染むまで煮込む。

もっといろんな手順が抜けていると言われるかもしれませんが、

カレーという料理をつくる手順です。

ここに矢印を追加すれば、カレーを作るプログラムのフローチャートになります。

まぁ普通のフローチャートなら、四角で囲みますが。

さて、ひどいプロジェクトでは、帳票をつくるシステムのプロジェクトだったんですが、外部設計として、これで終わり、というものがありました。

いえ、正確には、

3ヶ月かけて

1。データベースに接続する。

2。データを取得する。

3。帳票として編集する。

4。帳票を出力する。

というフローチャートを外部設計の成果物として、詳細設計以降の人員に渡すということが、平気で行われました。

3ヶ月50万もらって。たった数ページ(帳票分)のフローチャートを作成するのが外部設計、上流工程の仕事だったんです。

同じく3ヶ月かけて、詳細設計からプログラミング、テストまでを下流工程の人員は、40万以下で行います。

某電話系のIT会社で、公共事業のプロジェクトでの出来事ですが、、、。

上流工程いらない、と思いませんか、150万の無駄ですよね。

それでも、たくさんのプロジェクトがつぶれたのが日本のシステム開発ですw

まぁ昔のことなので、今はそんなことはないと信じたいですが、現在の官公庁のシステム化の進み具合をみると、、、

プロジェクトを発注した役所の方も、税金を無駄にした、ということは言えないんでしょうね。

アベノマスクなんてめじゃないぜ。